介護がんばりすぎてませんか?

在宅介護のあれこれを書いてます。

デイサービスの選び方で失敗した経験

デイサービスを利用しようとすると一口にデイサービスと言ってもいろんな種類があります。その時に何を重視するかが一番大事ですよね。

http://ami-life.net/2019/09/20/dayservice/

私の父はパーキンソン病でした。病気のことはまた別の機会に書きますが、病気のことでデイサービスはリハビリ重視で選びました。リハビリと言っても様々で、その中でも失敗だったなというのはある日突然同居することになった時でした。

急遽決めたデイサービス

同じ市内ですが両親とは別居していましたが母が怪我をしたことで二人での生活が無理になり、いわばなし崩しで同居することになりました。

以前の住まいでもデイサービスは利用していましたが、引き続き利用することができなくなりケアマネージャーさんに相談しました。

 

http://ami-life.net/2019/09/07/keamane/

 

ケアマネージャーさんも担当する地域ではなかったのですが、急なことでそのまま引き続き受け持っていただくことになったのですが、なにしろ受け持ちの地域ではないので情報が乏しく、それでも情報を集めてくれました。

それでもリハビリという優先事項から紹介されたのは一か所のみ。それに加えてゆっくり見学、体験などする間もなく契約してしまいました。しそれが一番大きな失敗だったと思います。

何が失敗だったのか?

以前通っていたデイサービスもリハビリがあったので、どこも同じだと思っていました。以前のデイサービスは、理学療法士さんが平行棒を使って歩行訓練したり、マッサージなどをする感じだったのでそれなら大丈夫と思ったんです。

ところが新しいデイサービスは脳梗塞などで入院していたけれど退院しなければならない。でもすぐに家には帰れないので、あくまでも家に帰ることを前提にしている老健(介護老人保健施設)が運営しているデイサービスだったので内容が過酷でした。

そのことがわかっていればそこを利用することはなったのですが、母が怪我をしてそちらにも手がかかるので、二人がいる時間を減らしたいと思ったのが本音かもしれません。

その内容は

とにかく行動すべてがリハビリ。という考えなので、朝迎えに来ていただいて家から出た瞬間からリハビリが始まってますから、と言われました。それはいいのですができないことでもリハビリだからと手を貸してくれませんでした。

父はリウマチもあり、腕がまっすぐ伸びません。送迎の車はバンでした。ドアを開けると手すりはありますが、片手で手すりをつかみ片手で座席をつかむのができません。段差も高いのに踏み台も無し。これもリハビリだからと見ています。さすがに危なかったので、みかねててを貸してくれましたが、最初だけですから。と言われて何も言葉が出ませんでした。

施設に到着すると万歩計を付けて7000歩?を目標に歩きましょうとひたすら歩きます。食事もバイキングなので、自分で取りに行くことがリハビリだということなのですがさすがに無理なので、取ってきてくれていたようです。

それで一か月もしないで辞めてしまいました。本人にはかわいそうなことをしたと今でも思います。

でもこれはその施設を批判しているのではなく、あくまでもこちらのリサーチ不足と体の状態があってなかったことです。そこのところは誤解のないようにお願いします。

選ぶポイントは

やはり本人の体の状態が一番です。その上で目標がどこにあるのかをはっきりさせたほうがいいです。

例えば、自分が住んでいた家に戻るために階段を登れるようになるという事と、現状維持でいい場合、介護されるようにならないため。となると同じリハビリでも内容が変わってくるのはあたりまえですよね。

時間があればやはりその内容を確認するために、どの程度のリハビリが必要で目標をどこにおくか、これからリハビリのあるデイサービスを選ぶ場合よく相談されることをおススメします。

せっかく通いだしたからと合わないデイサービスに通い続けるのは本人にとってとても辛い事だと思うので、早めに他のデイサービスに変えるようにしていきましょう。

そのためにはやはりケアマネージャーとの連携も必要になってきますし、同じような方がいたら情報交換もしていくのが理想ですね。

介護サービスの種類 デイサービス

デイサービスは介護サービスの中でも良く耳にするサービスの一つです。送迎の車もよく見かけるようになりました。それまではなんとなくわかったような気になっていても、いざ利用しようとするとどうやって選んだらいいのか迷いがち。

一口にデイサービスと言っても、いろんな種類があるのでその中からぴったりなデイサービスを選ぶのは難しいでし、料金も気になってきます。

デイサービスの気になる事、知りたいことをまとめてみました。

デイサービスとは

デイサービスは通所介護サービスとも言いますが、デーサービスのほうがわかりやすいですね。ヘルパーや訪問看護などは在宅サービスなので自宅でサービスを受けますが、デイサービスは施設が送迎してくれて、食事、入浴、レクリエーションなどをして一日をその施設内で過ごします。

そのデイサービスでの過ごし方も施設によって様々なので、その過ごし方も選ぶポイントに繋がってきます。

デイサービスを利用できる対象者

デイサービスを利用できるのは

[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]65才以上の要介護1~5 [jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]40才~64才でも介護保険で対象になる16種類の特定疾病が原因で要介護認定を受けた方

要支援1,2の方は地域包括支援z業に含まれる『日常生活支援総合事業』の対象者として指定を受けたデイサービスに週1~2回の利用にるので、ここでは要介護1~5の方が利用するデイサービスについての説明になります。

デイサービスを利用するときは

まずはケアマネージャーに相談する。これは他の介護サービスを利用するときにも共通の事です。ケアマネージャーに相談して、利用者さんの体の状態、家族の希望などを考慮して送迎の範囲内で適している施設を紹介してもらい、見学をしてから最終的に決定することになります。

この時に確認する大事なことがいくつかありますからその注意点をまとめてみました。

デイサービスの種類

一口にデイサービスといっても人数、施設の建物、利用時間、などそれぞれ特色があります。

通常~大規模

[jin_icon_check_circle color="#e9546b" size="18px"]食事 施設の中の厨房で調理 [jin_icon_check_circle color="#e9546b" size="18px"]入浴 大浴場、個人浴槽、機械浴、リフトなど多種類

[jin_icon_like color="#e9546b" size="18px"]リハビリやレクリエーション、イベントなどがあり飽きさせない工夫をしている所が多い [jin_icon_like color="#e9546b" size="18px"]施設がバリアフリーになっていて車イスなどそれぞれの体の状態に対応している [jin_icon_unlike color="#e9546b" size="18px"]人数が多いので個別対応がしづらい [jin_icon_unlike color="#e9546b" size="18px"]集団行動が苦手な人には辛いかも

民家型

普通の民家を利用しているもので、少人数。食事もスタッフが調理したり配色サービスを利用したりしている。

[jin_icon_like color="#e9546b" size="18px"]普通の民家を利用しているので、親戚の家に来ているようなアットホームな雰囲気 [jin_icon_like color="#e9546b" size="18px"]人数が少なめなので個別対応に応じやすい [jin_icon_unlike color="#e9546b" size="18px"]お風呂などの設備が完全バリアフリーではない場合が多いので、体の状態によっては利用が難しい。

リハビリ型

リハビリがメインのデイサービスで、なる利用時間も午前、午後などの3~4時間と短いですが、マシンを使ったり、ヨガ等を行っている所も最近ではあります。時間が短いので食事入浴はありません。休憩の時間があるのでお茶やお菓子の用意をしている所もあります。

[jin_icon_like color="#e9546b" size="18px"]デイサービスというよりはジムに行くような感覚でりようできる [jin_icon_like color="#e9546b" size="18px"]リハビリ専門スタッフがいる [jin_icon_like color="#e9546b" size="18px"]外観、設備が新しい [jin_icon_unlike color="#e9546b" size="18px"]利用時間が短いのでせわしない。 [jin_icon_unlike color="#e9546b" size="18px"]マシンが空くまで暇になってしまう

デイケア(通所リハビリテーション

デイサービスなので食事、入浴のサービスもありますが、リハビリテーションが中心になっています。病院や診療所、介護老人施設のみが運営できます。

[jin_icon_like color="#e9546b" size="18px"]リハビリ中心なので理学療法士作業療法士などの専門のスタッフがいる [jin_icon_unlike color="#e9546b" size="18px"]リハビリがある分デイサービスより料金が高め

デイサービスの見学のポイント

デイサービスを利用したいことをケアマネージャーに相談すると、いくつかの施設をピックアップしてくれます。決定する前に見学には必ず行って下さい。そうしないと、こんなはずじゃなかったのに、ということになりかねませんから。

ケアマネージャーから連絡があった施設から利用者さんに連絡がありますので、そこで見学の日程うぃ調整します。施設によっては見学でも施設の車で送迎してくれるところもありますが、そこのところもよく確認しましょう。食事も希望すれば食べられるところもありますので、料金のことも合わせて確認しておきましょう。

施設に行ってからは設備の清潔感、お風呂はどのように入るのか、スタッフや全体の雰囲気食事の内容などをしっかり見ておきましょう。

デイサービスを決める注意点

できるなら複数のデイサービスを見学できるといいですね。そして利用する本人の状態を良くわかっている家族と一緒に見学できればなおいいです。そして、見学してから家族とよく相談してどこのデイサービスを利用するか決めましょう。

要介護度によって週に利用できる日数は違いますが、一か所だと飽きるから、と複数のデイサービスを利用している方もいるので、違うタイプのデイサービスを二か所などというふうに利用するのもいいですね。

せっかくお金を払って利用するのですから、楽しく過ごせるデイサービスを選びましょう。

介護初任者研修の資格を取るためのスクール選び

介護初任者研修に興味が出てきたから講座を受講したいんだけど、いろんなスクールがあってよくわからない。自分にできるのか不安。それに資格を取ったとしても、その後のフォローもあるかどうか気になる。資料を取り寄せてじっくり比較検討したい。

そんなふうに考えていませんか?いざ自分でいろいろなスクールを探すのって結構大変。ネットで簡単にできたら、自分の都合のいい時に目を通して比較検討できるんだけど。

介護初任者研修は介護の資格の第一歩。新たな一歩を踏み出すための情報収集は大事です。

http://ami-life.net/2019/09/05/sikaku/

 

介護初任者研修の講座を探すために

『介護初任者研修 通信 』とネットで検索すると出てくる出てくる。そのサイトを一つづつじっくり読んでるのも時間がかかります。ネットも便利だけど、やっぱり家事の合間のスキマ時間に読んで比べたい。そう思いませんか?

主婦も買い物や洗濯など細々した家事に追われてなかなかまとまった時間がとれませんよね。そんな時にネットでまとめて資料請求出来たら、送られてきた資料を自分の都合のいい時にゆっくり目を通すことができます。

介護初任者研修の資料請求についての不安

「介護初任者研修の資料を一括請求出来たら確かに便利だけどちょっと心配」そうなりますよね。確かにネットは便利だけど心配な面もあります。

[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]資料請求でお金がかかるんじゃない? [jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]受講を進める電話がかかってきそう。 [jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]まだ受講するかはっきりわからないのに押し切られて受講することになったら嫌。 [jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]関連した講座まで受講させられそう。

よくお取り寄せをしたらその後しばらくダイレクトメールが凄かった。電話も来たし。気に入ったからまた今度頼むつもりだったけど、あまりにしつこいからもう嫌になった。こんな経験お持ちの方多いでよね、私も経験しました。

だから気になっても資料請求するのはちょっと、となってしまいますが、その中でも安心できるサイトもあります。

介護初任者研修の資料請求は安心?

安心できそうなサイトを選ぶにはどうすればいいんでしょうか。一つは運営会社がしっかりしている所を選ぶのがポイントですね。サイトから会社の情報も見られますし、上場企業だったり、介護関係の事業をしていたりというところなら安心です。もし資料請求したあとで勧誘のしつこい電話があったりしたら、運営会社に問い合わせしてみましょう。

それに、資料請求に関してですが、料金はかかりませんし、この際気介護初任者研修だけではなく、他にも気になる資格があるんだけど、というのならこの際まとめて請求してみましょう。

介護初任者研修の一括請求はどうすればいいの?

介護初任者研修だけではなく、ケアマネージャーや介護事務、医療事務、看護助手、心理カウンセラーなどの介護、医療関係の資格を取得できるスクールがまとめてあるサイトで一括請求ができます。

通信講座のみで大丈夫な講座でしたら問題ないのですが、通学もしなければならい講座だと、せっかくやる気になって勉強を始めたのに通学が大変で途中で止めたりしたらもったいないです。通学の日数が少なくてもやはり自宅から通いやすいというのは大事。一括請求するときに、自分の気になる講座と自宅の住所から通いやすいスクールを探せるのでこれは一番良いところです。

介護関係の資料請求のサイトを見ると、ただ単に資料請求だけでなく資格についての説明や講座を受講する期間や料金、スクールを選ぶポイント、資格を取ったらどんな所で働けるのかなど詳しく説明もされています。

実際に資格を取得した方の感想もあって、今の自分と同じような状況から一歩踏み出した方の感想はとても参考になりますし、きっと頑張ってみよう!という気持ちになります。

 

[jin_icon_maru color="#e9546b" size="20px"]資料請求には料金がかからない [jin_icon_maru color="#e9546b" size="20px"]一度に複数のスクールの資料を一括請求できる [jin_icon_maru color="#e9546b" size="20px"]気になる他の資格の資料も請求できる

今はこのように家にいながら少しの時間でも、ネットからいろんな情報を得られるのですからサイトを見て実際にご自分の目で確かめてみましょう。

ケアマネージャーは国家資格?

ケアマネージャーは介護サービスを受けるためにはなくてはならない存在です。よくお世話になりますが、資格としては国家資格になるんでしょうか?ケアマネージャーという言葉と存在の大きさから国家資格なのかと思われている方も多いと思います。

http://ami-life.net/2019/09/07/keamane/

ケアマネージャーは国家資格?

結論から言うと各都道府県管理の公的資格で、国家資格ではなく、平成18年から5年の更新制となっています。各都道府県による特定の研修を受けて更新となり、更新研修を受講する必要があり、更新手続きをすると、有効期間が五年間延長になります。その研修も実務経験が有るか無いかで分かれていえ、有効期間が一年未満の方が受けられます。

看護師などの国家資格と同じように一度取ったら永久有効なのかと思っていましたが運転免許の更新と同じですね。

ケアマネージャー更新の研修 実務経験ありの場合

ケアマネージャーの研修は実務経験があるか無いかで分かれています。実務経験がある場合は『介護支援員専門研修』を受ける事になり、内容は以下のようになります。

[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]専門研修過程Ⅰ(56時間)実務従事者で就業後6ヵ月以上など [jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]専門研修過程Ⅱ(32時間)実務従事者で就業後6ヵ月以上

と分かれていて、この研修を終了して更新申請をしたらケアマネージャーの有効期間の更新になります。

ケアマネージャーとして勤務しているが、今後勤務する予定が無いという方は研修を必ずしも受ける必要はありませんし、ケアマネージャー資格の登録自体がなくなるわけではありません。

しかし、再びケアマネージャーとして働こうと思った時に業務に就くことができないので所定の研修を受けた上で、介護支援専門員(ケアマネージャー)証の交付してもらうことになりますので、ご注意を。

ケアマネージャーの実務経験無しの場合

ケアマネージャーの業務未経験者の為の更新研修(54時間)を受けて更新手続きをしてケアマネージャーの有効期間更新になります。

いずれの場合も有効期間内に研修を受けないとケアマネージャーの資格を失効してしまいます。

ケアマネージャーの更新手続きが出来なかった場合

介護支援専門員(ケアマネージャー)の有効期間内に更新研修を修了していないとケアマネージャーとして勤務できなくなってしまいます。

もし、有効期限が切れてからもケアマネージャーとして勤務したり、指定居宅介護支援事業所の管理者になっていたりすると、登録を抹消されケアマネージャーの資格を失うこと事があり(介護保険法69条の39第3項)介護報酬の支払いもできなくなります。

介護支援専門員(ケアマネージャー)の有効期限が過ぎてしまっても、『介護支援専門員再研修』を受ければ再び五年間有効の『介護支援専門員証』の交付を受けられますが、発行されるまで勤務ができないことになります。

ケアマネージャーの業務とは

ケアマネージャーとして就労し、ケアプランの作成を行うことあり、要介護認定のための調査や利用者とサービス提供者との調整のみの場合は業務に就いていたとは認められません。

しかし、指定居宅介護支援事業所の管理者についてはケアプラン作成の有無にかかわらず業務に就いていると認定されます。

 

[box04 title="まとめ"][jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]ケアマネージャーの資格は国家資格ではない

[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]有効期間は五年間

[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]研修を受けてから更新手続きをして延長される

[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]有効期間が過ぎてしまっても再研修を受ければ再交付される

[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]介護支援専門員証が発行されなければ業務ができない

[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]介護支援専門員証有効期間が過ぎて業務した場合登録を抹消されケアマネージャーの資格を失う事もある

[/box04]

ケアマネージャーの試験に合格して研修を受け、介護支援専門員証を発行されればそれで終わりという訳ではないんですね。利用者さん、サービス提供者との連絡、連携も必要ですし介護保険法も変わっていきますから、常に勉強していなければならないので、本当に大変だと思いますし、お世話になっている身としては頭が下がります。

 

 

 

ケアマネージャーの受験資格 生活相談員とは

ケアマネージャーになりたい。そのためにはどういう方法があるのか。

中学、高校生で、将来介護の仕事に就きたいから、福祉科のある学校にいったり、専門学校に進学すれば一番の近道ですが、最初からそこを目指したわけではなかったけれど、今の仕事に就いて働いているうちに、ケアマネージャーを目指したい。となるケースがあります。

どの資格があるとケアマネージャーの受験資格になるのか、よくわかりませんよね。その中でも生活相談員についてみていきましょう。

http://ami-life.net/2019/09/07/keamane/

 

生活相談員とは

生活相談員とは別名ソーシャルワーカーと言います。特別養護老人ホームやデイサービス ショートステイに勤務する場合がほとんど。利用者さんは本人はもちろん、その家族との相談にのりサービスの計画をたて施設との手続き、調整、地域のコミュニティーとの連携など介護サービスの『連携、調整』が大きな役割になっています。

生活相談員の仕事

生活相談員の仕事内容はどんな事があるんでしょうか。

[su_list icon="icon: check-square-o"][su_list icon="" icon_color="#333333" indent="0" class=""]

  • ケアマネージャーや他の機関との連絡、調整
  • デイサービスなどの個別援助計画の作成、ケアプラン作成の援助
  • 施設内の連絡、調整
  • 苦情などの対応

その他にも施設によっては介護保険支給事務などの事務的な事、食事や入浴の介助、送迎や施設の運営、ショートステイでは利用者の利用日の調整、部屋割り、介護スタッフの調整などもあったりするので、ほぼなんでもこなすんです。

生活相談員は国家資格?

まず、生活相談員は国家資格ではなく職種名になっています。資格要件を満たしすことで生活相談員と名乗るというイメージですね。

http://ami-life.net/2019/09/14/keamenesikaku/

 

 

生活相談員になるためには?

生活相談員になるには社会福祉士精神保健福祉士社会福祉主事任用資格がある事。

このうち社会福祉士はいわゆるソーシャルワーカーとも呼ばれていて、精神保健福祉士とともに国家資格になり、福祉系の四年制大学で指定科目を学ぶことが一番の近道になります。

これに対して社会福祉主事任用資格は国家資格ではありません。福祉事務所でケースワーカーとして任用されるための資格になります。これは社会福祉法第18条及び第19条によって定められています。

これらの資格がくても都道府県によっては『2年以上の介護業務経験』というような実務経験があれば生活相談員になれる自治体もあります。

生活相談員の給料は

正職員の2017年のデーターですが、基本給の平均は約20万でこれに手当などが入り約32万程。年々増えているそうなので、将来性はあるということですね。それだけ必要な仕事なんでしょう。

まとめ

様々な施設でオールマイティーに活躍している生活相談員ですがこうしてみると大変な仕事です。介護サービスにおける言葉は悪いかもしれませんが、『なんでも屋さん』なので、それだけ覚える事も沢山でてきます。

介護の現場は本当にどんなアクシデントがあるかわかりません。アクシデントが起こった時冷静に対処するのはもちろん、その後の利用者さんに対してのケアやサービスの見直しなど細々した心配りも必要になってきます。

これだけ大変な仕事ですが、それだけやりがいもでてくるでしょうし、スキルも身に付きます。探せばより待遇のいい職場も見つかりますからこれから生活相談員を目指す方はもちろん、また働こうか悩んでいるかたもせっかくの資格を活かしてみるのもいいと思います。

 

介護の資格 ケアマネージャー

ケアマネージャーは介護認定を初めて受ける時、ケアプラン作成、定期的な訪問があるので、介護サービスを利用するようになってからは一番お世話になる人かもしれませんね。

ケアマネージャーという言葉はよくつかうけれど、実際の仕事内容、資格を取るためには どうすればいいんでしょうね。

介護施設で働いていたりして、いずれはケアマネージャーになるつもり。という方にも読んでいただきたいと思います。

ケアマネージャーとは?

2000年に介護保険とともにできた資格で

「要介護者等からの相談に応じ、要介護者等がその心身の状況等に応じ適切なサービスを利用できるよう市区町村、サービス事業者等との連絡調整等を行う者であって、要介護者等が自立した日常生活を営むのに必要な援助に関する専門的知識・技術を有するものとして介護支援専門員証の交付を受けたもの(法第七条第五項関係)」と定義されています。

ケアマネージャー=介護支援専門員で、いわゆる介護のプロです。介護サービスが必要な人とサービス事業所のの調整役となり、訪問介護や通所サービスなど利用者にとって希望通りの事業所を決めるためや、現在利用しているサービスで利用者が不満に思っていることを伝えたりします。

ケアマネージャーの仕事

ケアプランの作成はもちろんなのですが、要介護者の問題点を明らかにしたり、自立した生活を送れるようにすることなどの目標を明らかにする観察力、把握するなどの課題分析力が求められます。

その他にも、介護保険サービスの利用で発生する介護給付金費の管理(給付管理)を事務員が行っている場合もあるようですが、基本的にケアマネージャーの仕事で事業所に対して介護給付がされるように国民健康保険団体に必要書類を提出します。

その他にも生活保護の申請の補助や、食事の支度が難しい利用者に対して宅配の食事の紹介など、介護の枠に収まらない事務的な面でも大事な役割があります。

ケアマネージャーの受験資格

ケアマネージャーになるためにはまず受験資格を得なければなりません。以下の受験資格は2018年以降のものです。

国家資格に基づく業務

医師、歯科医師、薬剤師、看護師、助産師、保健師介護福祉士、などの資格を有している。

生活相談員

特定施設入居者生活介護、地域密着型特定施設入居者生活介護介護老人福祉施設などでの生活相談員としての業務。

支援相談員

介護老人保健施設での支援相談員としての業務

相談支援専門員

障害児相談支援での相談支援専門員としての業務。

主任相談支援員

生活困窮者自立相談支援事業などでの主任相談員としての業務。

実務経験5年

当該業務が『通算して5年以上であり、従事した日数が900日以上』であること。実務経験は試験日前日までカウントされるので、申し込み時点で『実務経験見込証明書』を提出すれば受験できるので、働いている事業所で確認しましょう。

ケアマネージャー試験の難易度

試験は年一回、秋(10月頃)に行われますが、合格率はどうなんでしょうか?

2015年までは、合格率が15~20%だったのに対して

2016年 13.1%

2017年 21.5%

2018年 10.1%

となっています。正答率は70%以上。

2017年が高くなっていますが、やはり難易度が高くなっています。介護保険も頻繁に変わりますし、利用者の状況も様々でいろんな対応を求められますから、難しくなるのは当然ということになってきますね。

ケアマネージャーの試験に合格したら?

無事に合格したら、介護支援専門員実務研修を受講します。研修時間は87時間(15日間の研修+3日間の実務)で、ケアプランの作成など実務的な内容になり、この研修が済んで、晴れてケアマネージャーとなります。

まとめ

ケアマネージャーとは一番密接に関わりますが、どうやってなるのかな?と思っていました。

介護保険も複雑になってきていますし、介護施設も色々な形な物がありますから、無事にケアマネージャーの資格を取れたといっても常に勉強が必要になりますね。

勉強もそうですが、利用者さんにとってより良い介護が受けられるように情報収取も怠らないようにしなければなりませんし、大変な仕事だと思います。

新しく出来た介護施設や介護サービスの事業所は必ずと言っていいほど居宅介護支援事業所に営業に来てパンフレットを置いていきますし、熱心なケアマネージャーさんは、自ら仕事の合間に情報収集のために見学に行ったり、自分の受け持っている利用者さんが利用する施設とマメに連絡を取り利用状況をチエックしています。大変な事です。

ケアマネージャーと一口に言っても本当にいろいろな人がいて、残念ながらこのように熱心な人ばかりではありませんし相性もありますから難しいですが、良いケアマネージャーと出会えたら、とても有意義な介護サービスが受けられるようになります。

ですからより良い介護サービスを受けようと思ったら、ご自分でもある程度の情報収集は 必要になってくきます。

 

 

 

 

 

 

 

介護タクシーを実際使ってみたら 個人営業の場合

介護タクシーは今でもよく利用していて一番長いお付き合いです。

介護タクシーを運営していた会社が介護タクシーの部門を閉鎖したり引っ越して受け持ちの範囲から出てしまったりで数回変わりましたがもう10年以上お世話になっているサービスです。

いままでいくつかの介護タクシーを利用してみて感じたこですが,あくまでも個人の主観ですので、その点はご注意くださいね。

 

http://ami-life.net/2019/09/03/kaigotaxi/

 

 

介護タクシーを利用することになったのは

もう随分前になりますし、初めて利用するようになった時はまだ両親が二人で暮らしていて、自分たちでケアマネージャーさんに依頼し決定したので、私は契約の場にはいませんでした。

父が運転が好きで、病院、買い物と自分で運転していたのですが、高齢になったこと,病気が見つかりハンドル操作もおぼつかなくなってきたことがあり、このまま運転していて事故でも起こしたら大変なので、両親で話し合い決めたようです。

最近の高齢者の事故のニュースを見ると、この判断はありがたかったです。

普段の買い物はバスが利用できたのでまだ良かったのですが、通院のために介護タクシーの利用を考えてほうがいいのでは、とケアマネージャーさんに提案されて、紹介していただきました。

介護タクシー最初は個人営業

最初にお世話になったのは、訪問介護NPO法人を個人で立ち上げたばかりの所で、まだ社員の数も足りなくギリギリで運営していた所でした。

ご夫婦で立ち上げたような感じで、社員はほとんど身内や知人でなんとか頭数を集めたような感じだったので、少し不安がありました。

なにしろタクシー一台、運転手一人ですから。

介護タクシーでのありえないミス

ある日、いつも通りに両親が予約の時間に家の前で待っていたのですがなかなか来なくて 会社に電話を入れました。

そうしたら、介護タクシーは旦那さんが一人で管理しているとかで、他の社員はいつ、誰から予約が入っているのかわからない状態。急いで連絡を取ります。と言われたそうですが 病院の予約があるのでどうしよう、と言っている時に運よく普通のタクシーが通ったのでぎりぎり間に合ったのでよかったですが。

あまりタクシーが通らない住宅地ということもあったのでお願いしたんですけれど、これでは意味がありません。

体調不良だったそうで、その後病院まで謝りにきたそうですが、やはり個人では請け負うのにも限界があります。他の運転手さんがいれば代わってもらう事もできたんですよね。人間ですから体調が悪くなるのしょうがないのですが、その後の対応で信頼できなくなってしまいました。

介護タクシーでの失敗

介護サービスそのものを受ける事が初めてだったので、ケアマネージャーさんに言われるがまま、その業者さんい決めてしまったのも失敗だったかなと。いくつかの業者さんと比べる事もできず、なにもわからなかったので、しょうがないといえばしょうがないんですが。

その時初めて介護サービスを受ける時は完全に受け身ではいけないな、と思いました。 今はネットでもある程度調べられますし、ケアマネージャーにもいろんな業者の評判も入ってますかから、このようなケースはほとんど無いと思います。

 

これから介護タクシーのサービスを検討されている方、パンフレットを置いてある病院もあるので、貰ってくるのもおススメです。

まとめ

介護タクシーを良く見かけるようになっても、実際利用するまではどこでも一緒。と思ってました。

この一件でこの個人営業の介護タクシーは利用しないことにしました。ケーマネージャーさんにも、運転手さんが複数いて、何かあった時にちゃんと対応してもらえる所をお願いします。と伝えました。

これくらいの事をいちいち報告しなくても、と思わずに何かあった時はすぐにケアマネージャーさんに報告すべきだと思います。後々大きいトラブルにならないためにも必要だと思います。

 

 

 

 

介護の資格 介護職員初任者研修とは

介護の資格も民間資格から国家資格まで様々あります。

普通のパートだと年齢がネックになってしまったりしますが 介護の仕事だと年齢制限が比較的ゆるやかですよね。

子供の手も離れてきたし、久しぶりに働きに出たいんだけど年齢が心配。でも介護の仕事ならできるのかな?と興味を持っている方もいるんではないでしょうか?

介護に関する資格は何もないし、資格を取るのかかる費用も気になる。どうやって資格を取るのかそのあたりも見ていきましょう。

ホームヘルパー2級という資格はよく聞いたことがありませんか?介護の資格の中でも最初に取る資格、誰でも取れる資格。こんなイメージがあるかもしれません。

でも最近はホームヘルパー2級ってあまり聞かなくなったような気がするんだけど。そう思っている方も結構いるのではないかと思います。

そうなんです、ホームへルーパー2級は廃止され変わって介護職員初任者研修になったんです。

ホームヘルパー2級は持っているからこの資格を活かして働こうと思ってるんだけど ホームヘルパー2級では介護の仕事はできないの?となりますよね。 実際どういう違いがあるんでしょうね。

ホームヘルパー2級から介護職員初任者研修へ

2013年の介護保険法施行の改定によって従来のホームヘルパー2級に相当する資格としてできたものです。

これに合わせて、ホームヘルパー1級、介護職員基礎研修も廃止になり、介護職員初任者研修にまとめられました。

その理由としては、介護福祉士を資格を取るためのステップをわかりやすくするため。 それぞれの資格そ取得する過程での学習範囲、介護福祉士になるためにどの研修を受ければいいのかわかりづらいという事があったのでわかりやすくまとめられました。

ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修の違い

ホームヘルパー訪問介護を主にしている

介護職員初任者研修:在宅介護、施設介護の両方に役立つためのもの。

ホームヘルパーとして訪問介護をしていたことがありましたがほとんどが家事援助でしたが施設での仕事は本当に介護そのもの。その辺の違いもあるので研修内容にもかなりの違いがでてきています。

ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修の研修内容

ホームヘルパー2級の研修内容は、受講時間は130時間になり、講義、レポート提出、介 護実習、施設学習(30時間)の過程を全て終了すれば取得できますしたが、介護初任者研修では施設学習が廃止された代わりに介護実習のスクリーニングが42時間から90時間に増え、認知症ケアの科目も追加されています。

そして一番の違いは筆記試験があることです。この筆記試験に合格したら晴れて介護職員初任者研修の資格が得られます。試験といっても真面目に講義を受けていれば大丈夫な内容ですし、たとえ不合格になっても再挑戦できるので、安心して下さい。

介護初任者研修の資格を取るための費用

介護職員初任者研修は通信講座で取得するのは実際無理なようです。通信講座の規定の学習時間が40.5時間と決められているので、とても時間が足りません。

通信講座といっても自宅学習と通学(スクリーニング)と組み合わせてのカリキュラムに なっています。

費用は大体50,000円~130,000円と幅があり、大手で介護施設の運営をしているところなどでは、資格を取得してからその施設で働くと資格習得ののための費用が免除になる場合もあるようなので、気になる所があったら資料請求してみましょう。

それに自宅学習だけではなく、通学することもあるので自宅からの距離もしっかり確認しておくことをおススメします。

介護職員初任者研修は給付金が受けられる?

給付金制度とは?

教育訓練給付金(一般教育訓練給付金):安定した雇用と再就職を目的として国が行っているもので、費用の20%(最大10万円)が給付金として戻ってくるものです。

雇用保険の被保険者としての勤務期間が3年以上あれば適用になりますので、自分が適用されるかわからない場合は運転免許証などの身分証明書を持ってお近くのハローワークに相談にいきましょう。

母子家庭自立支援支給給付金及び父子家庭自立支援給付金事業

母子家庭の母や父子家庭の父が就労に必要な訓練を受講した場合に支給されるものです。20才未満の子供を不要して児童扶養手当を受けていたり、この教育が適職に就くために必要と判断された場合経費の60%(20万円を上限)が支給されます。その他にもハローワークで求職申込をしている方を対象にしている制度もあるのでハローワークに確認してみましょう。

まとめ

ホームヘルパー2級は廃止されたとはいえこの資格自体は有効です。

訪問介護ホームヘルパーとして認識もされていますし、わかりやすいです。それにホームヘルパー2級=介護職員初任者研修というように同等に扱われているので改めて介護初任者研修のしかくを取る必要もありません。

介護初任者研修と制度が変わって資格取得者は増えていますが、まだまだ人手不足です。無資格でも働ける所もあるようですが、時給やできる仕事の範囲が限られていたりでなかなか厳しいですが、ホームヘルパー2級をすでに持っている方は即戦力になるなので歓迎されますよ。

介護の仕事は大変ですがやりがいもあります。これから介護の仕事を始めたいんだけど、と思っている方もまずはこの資格からのスタートになるので、転職を考えている方にもいいのではないでしょうか。

 

 

 

介護サービスの種類~介護タクシー~

 

いざ介護サービスを受けようとするといろんな種類のサービスがあって迷っていませんか?

介護認定を受けようとするほとんどの方は定期的に病院に通っているのではありませんか?

一人での通院、公共交通機関を利用するのに不安を感じている方は 介護タクシーの利用も考えてみてはいかがでしょうか。

介護タクシーって聞いたことはあるけれど実際よくわからなかったりしますよね。 どのような仕組みになっているのでしょう。

介護タクシーとは

介護タクシー訪問介護サービスの一つです。

訪問介護サービスのなかに『通院等のための乗車または降車の介助』という項目があり このサービスを行うタクシーを介護タクシーと言います。 要介護者やからだの不自由な方が利用するためのもので、車いすやストレッチャーのまま 乗ることができ、移動だけではなく運転手は介護福祉関係の資格を持っているので 乗降の際の介助をすることができます。

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介護福祉関係の資格を持った運転手:介護タクシー

介護福祉関係の資格を持たない:福祉タクシー、ケアタクシーと呼んで区別されることもあります。

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介護タクシーを初めて利用するとき

ケアプランを作成するときにケアプランに盛り込まれていれば介護保険が適用されから まずはケアマネージャー、地域包括支援センターに相談しましょう。

相談すると複数の事業所を紹介されますので、ピックアップして、ご自分にあった事業者を決めたほうがいいと思います。場合によっては長いお付き合いになりますから。

 

介護タクシーの利用対象

要介護1~5で、自宅や有料老人ホーム、ケアハウスなどで生活をしていているが一人で電車やバスなどの公共交通機関を利用するのが難しい方。

要支援では介護保険での利用はできません。

介護保険適用の範囲

・通院 ・本人自身でなければできない買い物(補聴器やメガネなど) ・預金の引き下ろし ・選挙 など、日常生活にや社会生活に必要な外出にのみ適用されます。

介護タクシーを要支援が利用する場合

あくまでも介護保険を適用しての利用はできませんが全額自己負担での利用はできます。

この場合はケアプランを作成する必要もなく、家族の同情などの制限もないので 趣味の習い事や旅行、冠婚葬祭など幅広い利用ができます。

移動が大変であきらめていたようなお出かけに使えば、またいろいろな事が 楽しめるようになるのではないでしょうか。

介護タクシーを利用するうえでの注意点

家族は同乗できない

あくまでも一人での利用なので、その介助のために介護福祉関連の運転手がいる。 という事なのでしょうね。

家族が同乗するということは、介助可能な人がいるという事になるみたいです。 それでも様々な事情がありますから、その事情によっては認められるそうなので 始めて利用するときはそこのところもよく確認してみるといいでしょう。

病院内は付き添いできない

原則として病院内での介助は病院のスタッフが対応するということだそうです。

・病院内の移動の介助が必要

認知症で見守りが必要

・排泄に介助が必要

このような場合は例外ととして認められる場合もあるそうです。

入院、退院、転院には使えない

入院、退院、転院の時は家族が対応するべき範囲になっているので 訪問介護の範囲の対象外になるからだそうです。

入院、退院の時って荷物が沢山あるうえに介助も必要にとなるので 家族に手伝ってもらえる人はいいですが、一人暮らしの場合は大変ですよね。

そういう時こそ使えたらいいのですが。

介護タクシーの料金

介護タクシーの料金は『タクシーの運賃+介助料+介助に必要な車いすなどのレンタル料』で構成されています。 このうち介護保険が適用されるのは介助料のみになります。

運賃

運賃は普通のタクシーのようにメーター料金の場合が多いようですが 『距離制運賃』『時間制運賃』を採用しているケースもあります。

距離制運賃: 例 2㎞750円+1㎞毎300円(迎車など)

時間制運賃: 例 30分毎1,000等

この他にも冠婚葬祭などの場合貸し切り料金を設定している事もあるので 利用する目的に応じて確認してみるといいでしょう。 注:介護保険の適用範囲で介護タクシーを利用した場合医療費控除の対象になりますので領収証は大事に取っておきましょう。

介助料金

介護保険による『通院等乗降介助』では自己負担100円で行きと帰りで それぞれカウントされるのででご注意を。

介護保険の適用されない場合は全額自己負担になり乗降の方法により500円~1,500円になるようです。

まとめ

介護タクシーについての情報をまとめてみましたがいかがでしたか? 元々でかけるのが好きだったけれど、足が悪くなったりして出掛けられなくなってしまった車椅子だから出掛けるのを我慢している。そんな方達のためのサービスだと思います。

介護保険を使うと制限がありますが、介護保険を使わなければ自由です。 もちろん介助などに料金はかかりますが、プロがついているので安心できる、 家族の負担を減らせる、そう思えば決して高くはないと思います。

頻繁に出掛けるのは難しいとしても、もうすぐお彼岸にもなりますし、 ずっと行きたかったお墓参りなどに利用しているという方もいらっしゃいます。

 

要介護認定 要介護と要支援の違い

要介護認定が無事に済んでどの区分に該当するか決まりましたね。

要介護認定では要支援1,2 要介護1~5の7つの区分に分かれていますがどのような違いがあるんでしょうか。

[chat face="080710.jpg" name="困ったさん" align="left" border="blue" bg="none" style=""]要介護と要支援の違いがよくわからないんだけど[/chat]

[chat face="1452408.jpg" name="彩心" align="right" border="red" bg="none" style=""]そうですよね。どんな違いがあるか見ていきましょう[/chat]

要支援と要介護の違い

要支援

現在介護の必要はないけれど将来的に要介護状態になる可能性がある。

要支援1:基本的にご自分の力で生活できて、適切な運動などで要介護の予防がみられる。

要支援2:要支援1よりも日常生活においてやや衰えがみられる。

要介護

現在自力で生活を営むのは困難、何らかの介護の必要がある状態。

要介護1:掃除など身の回りの一部に手助けが必要。

歩行が不安定であったりして何らかの支えが必要。

排泄や食事はほとんど自分でできる。

要介護2:身だしなみや身の回りの世話に何らかの介助が必要。

排泄や食事に何らかの介助を必要とする。

要介護3:身のまわりの世話が自分一人でできない。

排泄が自分一人でできない。

全面的な介助が必要になる。

要介護4:日常生活全般に介助が必要。

3よりもADL(日常活動作)の低下がみられる。

要介護5:完全寝たきりで普段の意思疎通も困難

このように分かれています。

要支援で受けられるサービス。

介護状態にならないように症状の緩和、回復を目標にした介護予防サービスになります。ホームヘルパーによる家事援助や、介護予防訪問看護などですね。介護予防訪問看護の利用には医師の指示が必要です。

要支援のサービスを開始するには

要支援と判定されたら『介護予防給付サービス』受けられるので 地域包括センターで『介護予防ケアプラン』を作成してもらいます。介護予防を目的としたものなので、どのように予防するか目標を設定し,その達成のためのプラン作成をしてもらうことになります。

要介護で受けられるサービス

要介護は介護サービスの利用が必須になります。デイサービス、訪問看護、訪問リハビリ、ショートステイなど様々なサービスを本人の状態に合わせ組み合わせて受けている場合が多いですね。

要介護でサービス利用を開始するには

まずはケアマネージャを決めます

居宅介護支援事業所に所属していているので、地域包括センターや 市町村の介護保険課に紹介してもらう形になると思います。これから長いお付き合いになるので、その方の経験や経歴はもちろんこちらの話をよく聞いてくれるか、サービスの変更、要望など気軽に話せるか介護保険だけでなく、便利なサービスなどの知識が豊富か質問や依頼に対して素早く反応してくれるかどうかなど人柄と合わせて判断しましょう。

適切なケアプランを作成するには本人、家族の希望をくみ取って反映してもらうことが大切ですから。

ケアプランの作成

要介護の状態によって一か月に利用できるサービスの上限が決まっています。 その枠内で本人、家族の状態や事情と合わせてよく相談して決めていきます。

ケアマネージャーは変更できる

考えてケアマネージャーを決めたけれど、『あまりこちらの要望に対応してもらえない』『話し方や態度の不満』などあった場合ケアマネージャーの変更ができます。いくら優秀なケアマネージャーでも人間同士の付き合いなので、相性の問題も出てきます。

そこで不満があっても遠慮して我慢しているとストレスも溜まりますから 無理をして付き合い続ける必要はありませんよ。

ケアマネージャーを変更するための方法[su_list icon="" icon_color="#333333" indent="0" class=""]

  • ケアマネージャー本人や事業所に変更したいことを伝える。
  • 項他の居宅介護支援事業所に相談する
  • 市町村の介護保険課に相談する

[/su_list]現在利用していて気に入っているサービスはケアマネージャーが変更になっても 継続したいことをお願いすれば引き続き利用することができるので安心ですね。 余計なストレスを溜めないようにしましょう。

まとめ

要支援と要介護の違い、受けらるサービスの違いをまとめてみました。

来年の介護保険法見直しに向けて、厚労省は要介護1、2の『軽度者』を

保険給付から外そうとする動きがあると先日記事が出ていましたね。

もし実現したら要介護1,2の方を介護している家族には死活問題になってきます。

とてもいままで通りにサービスが受けられなくなるでしょうから、もしそうなったら

家族の負担が益々増えます。

デイサービスなどの事業所にとっても大変なことです。

まだ正式に決定した訳ではないですが、どうなってしまうんでしょうか。

弱者に優しい世の中になって

欲しいですよね。

介護認定は介護サービスを受けるために必要な事

 

介護認定なんて言葉あまり馴染みがないかもしれませんね。 でも、介護が始まったら真っ先に必要になる大切な事ですが、役所関係の手続きなので少し面倒な事もありますし、日にちもかかります。

それでも慌てず順を追っていけばそれほどややこしい事もないので安心してください。

介護認定を受ける事になったら

思いがけない病気の後遺症などで、介護サービスが必要になったら介護認定を受けましょう。もし入院中でしたら病院のソーシャルワーカーに、ご自宅にいる場合でしたら市区町村の窓口(地域包括支援センターなど)に本人または家族が申請します。

介護認定に必要な書類は?

印鑑

要介護認定を申請する自治体によって様々なようなので、申請する窓口かケアマネージャーさんに確認しましょう。

 

要介護認定申請書

役所や地域包括支援センターの窓口で手に入ります。ホームページからダウンロードできる自治体も増えているそうですよ。

介護保険被保険者証

65才になる時に市区町村から送られてきます。大事なものですから保険証と一緒に保管しておくといいかもしれません。提出すると代わりに介護保険資格証を受け取ります。65才未満の方は康保険証を持参して下さい。

マイナンバーと身分証明書

身分証明書はパスポート、運転免許所などの顔写真付きの物になります。顔写真付きのマイナンバーカードがある方はこれが便利ですね。

主治医意見書

主治医がいる方は、『病院名』『主治医の氏名』『連絡先』がわかれば市区町村が作成を依頼してくれます。主治医がいない場合でも市区町村指定している医師の診察を受け、その『医師の名前』『病院名』『連絡先』を申請書に記入して提出します。

介護認定を受けるまで

~一次判定~

必要書類の提出:『印鑑』『主治医意見書』『身分証明書』『介護保険被保険者証』

訪問調査の日程を決める:市区町村の窓口などに相談すると、一次判定のために担当の調査員が病院又はご自宅に伺い本人や家族の方から聞き取り調査を行い必要があるので調整してください。聞き取り調査と主治医意見書を基にコンピューターが介護にかかると想定する時間などを算出して要支援1.2、要介護1~5の7段階に分類します。

~二次判定~

一次判定の結果を基に介護認定審査会が審査をして自立(非該当)、要支援1,2、要介護1~5に分けられます。この区分によって受けられるサービスや支給限度額が変わってきます。

介護認定のチェックポイント

身体機能、起居動作

介護認定を希望している本人が生活するうえで基本動作がどれくらいできるかの確認になり『体にマヒしているところがないか』『関節の動き』『寝返り』『視力』『聴力』など13項目になります。聞き取り調査を主に、実際に体を動かしたりします。

生活機能

『食事』『排せつ』『上着の着脱』『外出頻度』ばど、日常生活の行動を確認します。

認知機能

『氏名』『生年月日』などの項目と意志の伝達ができるか、短期記憶ができるか、自分のいる場所がわかるかなどの確認になります。

精神、行動障害

『感情が不安定になったか』『不適当な行動がなかったか』などになります。

社会生活への適応力

『薬の管理』『金銭管理』『買い物』『簡単な調理』など、社会生活能力の確認になります。

介護認定結果の通知

原則30日以内に認定結果と介護保険証が郵送されてきます。

介護認定の有効期間

新規、変更の場合

6ヶ月になりますが、個人の状態により3ヵ月~12ヵ月になる場合もあります。

更新の場合

原則12ヵ月ですが状態により3ヵ月~24ヵ月。期間内でも状態に変化があった場合は途中でも申請できます。

介護認定の結果に納得いかない場合

結果が出て思っていた以上に認定が軽かった場合など納得できない場合の対処法です。

都道府県に設置されている介護保険審査会に不服を申し立てる.

その場合要介護認定を受け取ってから60日以内にしなければなりません。また、改めて調査をするので結果が出るまで数か月かかる事もあります。

区分変更申請をする

区分変更とは本来状態の変化などで要介護度が変わったと判断された場合に行いますが、認定結果に納得できない方の利用が多いそうです。要介護認定と同じ法で申請でき、結果も30日以内に通知されますが、必ずしも希望通りなるとはかぎりませんのでご注意下さいね。

 

最後に

申請、調査、介護認定審査会などを経て要介護認定が済み、これで介護サービスが受けられるようになりました。

これからは担当のケアマネージャーと相談してケアプランの作成、介護サービスの利用となっていきますが、聞いたことのない言葉や手続きにかなり戸惑ったと思います。

本当にお疲れさまでした。これで介護生活のスタートにもなりますが、あまり気を張らないで何か気になることがあったら、たとえ些細なことでも担当のケアマネージャーに相談してして下さい。

介護されている方は専門家が付いて万全な体制でケアされていますが、介護する家族には何もありません。一人でなんでも抱え込んで倒れてしまったら大変ですから。

主に介護するのは主婦の場合が多いとおもいます。まずは自分の体を大切にして下さい。主婦が倒れたら変わりはいませんから。