デイサービスの選び方で失敗した経験
デイサービスを利用しようとすると一口にデイサービスと言ってもいろんな種類があります。その時に何を重視するかが一番大事ですよね。
http://ami-life.net/2019/09/20/dayservice/
私の父はパーキンソン病でした。病気のことはまた別の機会に書きますが、病気のことでデイサービスはリハビリ重視で選びました。リハビリと言っても様々で、その中でも失敗だったなというのはある日突然同居することになった時でした。
急遽決めたデイサービス
同じ市内ですが両親とは別居していましたが母が怪我をしたことで二人での生活が無理になり、いわばなし崩しで同居することになりました。
以前の住まいでもデイサービスは利用していましたが、引き続き利用することができなくなりケアマネージャーさんに相談しました。
http://ami-life.net/2019/09/07/keamane/
ケアマネージャーさんも担当する地域ではなかったのですが、急なことでそのまま引き続き受け持っていただくことになったのですが、なにしろ受け持ちの地域ではないので情報が乏しく、それでも情報を集めてくれました。
それでもリハビリという優先事項から紹介されたのは一か所のみ。それに加えてゆっくり見学、体験などする間もなく契約してしまいました。しそれが一番大きな失敗だったと思います。
何が失敗だったのか?
以前通っていたデイサービスもリハビリがあったので、どこも同じだと思っていました。以前のデイサービスは、理学療法士さんが平行棒を使って歩行訓練したり、マッサージなどをする感じだったのでそれなら大丈夫と思ったんです。
ところが新しいデイサービスは脳梗塞などで入院していたけれど退院しなければならない。でもすぐに家には帰れないので、あくまでも家に帰ることを前提にしている老健(介護老人保健施設)が運営しているデイサービスだったので内容が過酷でした。
そのことがわかっていればそこを利用することはなったのですが、母が怪我をしてそちらにも手がかかるので、二人がいる時間を減らしたいと思ったのが本音かもしれません。
その内容は
とにかく行動すべてがリハビリ。という考えなので、朝迎えに来ていただいて家から出た瞬間からリハビリが始まってますから、と言われました。それはいいのですができないことでもリハビリだからと手を貸してくれませんでした。
父はリウマチもあり、腕がまっすぐ伸びません。送迎の車はバンでした。ドアを開けると手すりはありますが、片手で手すりをつかみ片手で座席をつかむのができません。段差も高いのに踏み台も無し。これもリハビリだからと見ています。さすがに危なかったので、みかねててを貸してくれましたが、最初だけですから。と言われて何も言葉が出ませんでした。
施設に到着すると万歩計を付けて7000歩?を目標に歩きましょうとひたすら歩きます。食事もバイキングなので、自分で取りに行くことがリハビリだということなのですがさすがに無理なので、取ってきてくれていたようです。
それで一か月もしないで辞めてしまいました。本人にはかわいそうなことをしたと今でも思います。
でもこれはその施設を批判しているのではなく、あくまでもこちらのリサーチ不足と体の状態があってなかったことです。そこのところは誤解のないようにお願いします。
選ぶポイントは
やはり本人の体の状態が一番です。その上で目標がどこにあるのかをはっきりさせたほうがいいです。
例えば、自分が住んでいた家に戻るために階段を登れるようになるという事と、現状維持でいい場合、介護されるようにならないため。となると同じリハビリでも内容が変わってくるのはあたりまえですよね。
時間があればやはりその内容を確認するために、どの程度のリハビリが必要で目標をどこにおくか、これからリハビリのあるデイサービスを選ぶ場合よく相談されることをおススメします。
せっかく通いだしたからと合わないデイサービスに通い続けるのは本人にとってとても辛い事だと思うので、早めに他のデイサービスに変えるようにしていきましょう。
そのためにはやはりケアマネージャーとの連携も必要になってきますし、同じような方がいたら情報交換もしていくのが理想ですね。