介護がんばりすぎてませんか?

在宅介護のあれこれを書いてます。

介護施設を決める時はどうすればいいのか?

介護施設と一口に言っても特養、老健、有料老人ホームと選択しが沢山あるし、体の状態によって受け入れてくれる施設が見つかるまでが一苦労。

やっと条件があう施設が見つかって、やれやれと思ったても順番待ちが凄くてとても待ってられない。そんな場合もあります。

今は特養の入所基準も厳しくなって、要介護3からでないと申し込みもできません。入院している場合、退院の目途がたって良かったと思う反面、この状態では帰れないからひとまずは老健でお世話になることができそうで一安心。でもないんですよね。

 

http://ami-life.net/2019/10/16/roukenn/

 

家族でお世話ができればいいのですが、離れて暮らしていたり同居していても皆さん仕事があったりでなかなか家族みんなで協力して、というのが難しくなってきています。介護の為に仕事を辞めれば?なんて簡単にいわれることもあるでしょうが、そんなことをしたら自分たちの生活が成り立たなくなってしまう。

特に主婦には仕事を辞めて介護すべき、という考えがまだまだ根強いですが、今は女性でも職場でも責任のある立場にいることが珍しくありません。ましてや介護の問題が出てくる年代でしたら、職場でもそれなりの地位にいることもあったりで簡単に辞めるという訳にはいきません。

訪問介護などを利用してなんとかしのげているうちはいいですが、認知症のように常に目が離せない状態だと難しいです。昼夜問わず常に頭にあると心身ともに弱ってしまい、家族が倒れてしまった、なんていうこともありますから。

そんな時には思い切って施設のお世話になるという選択肢も出てきます。

それでも特養は順番待ちでいつ入れるか見当もつかない、環境が頻繁に変わるのは良くないとわかっていても、ショートステイに頻繁に預けているという事もあります。

それに今すぐではないけれど、いずれは施設へと考えているので検討したいけれど、情報が集まらなくてよくわかってない。という場合もありますね。どこに住んでいても、特に離れて暮らしていると施設の場所も大事になってきますがなおさら難しい。

サービスや費用、老人ホームに関する法制度や入居の際に必要な法手続き、結構大変なんです。以前父の状態が要介護5の寝たきりで家庭での介護はこれ以上無理では?と施設に預ける事を検討して、費用、体の状態で受け入れてもらえるか、と自分で複数の施設に問い合わせて説明書を送ってもらい、ここにしようと決めた矢先にあまり良くない評判を聞いて取り止めしたことがあります。

たまたま詳しい人がいて、関係ない話の中でその施設の事を話したら、実際りようした人がいたそうで話が聞けたので良かったですが、それがなければ預けた後で後悔することになっていたでしょう。そんなときに全国2800以上の施設を案内してくれる、そんなサービスがあったら良かった。

コマーシャルなどで頻繁に見かけるから安心という事ではありません。一人ひとりに合うか合わないか、体の状態が変化しても最後まで見てもらえるのか?という事が重要なのですがそこまで個人で調べるには限界があります。

シニアのあんしん相談室 老人ホーム案内では介護経験者などのプロがそれぞれに合った施設を案内してくれて比較検討ができる。ご家族も安心できるし、それに評判や、安全性などもしっかり案内してくれるならなおさらです。

施設に預けるという事は決して悪い事ではありません。ご家族の事情によってやむおえない事もありますし、中にはまだ元気だけれども家族に迷惑をかけたくないからと、自ら施設を探しているという事もあります。

話しにくいことではあるけれど、避けてはいけないことなので一度話あってみるのがいいですね。