在宅介護でとても便利だったもの
在宅介護をしていると今まで気づかなかった、当たり前にしていたことがとても不便に感じる事が出てきます。
今まで当たり前に出来ていたことが難しくなる。そうなると本人はもちろんのこと、家族としても元気だった時と比べて辛くなったりそんなことも出来ないの?と辛く当たることにもなりかねません。
それでもちょっとして工夫、今は介護用品も種類が増えていますし、そういう物を上手く取り入れていけば、残された機能も使えてリハビリの効果にもなります。
食器
スプーン、フォーク
実際に私が父の介護で使用していてとても便利だったものを紹介します。私の父はとにかく食べる事が大好きで、高価なものではなく好きな物をとても美味しく楽しく食べる事が好きで、味付けにもとてもこだわりがありました。私の所にきて一番喜んだのが食事でした。
パーキンソン病で何かを掴んだりすることが難しくなったので、もちろん箸は使えません、細かい物を掴むこともできません、最初の頃は普通のスプーンやフォークを使っていましたが、それも大変になってきたので、こういう物を使っていました。
お皿
食べる量も減ってきたので、小皿や小鉢に取り分けていたのですが、すくいにくく縁のほうにあるものが取りにくいのが気になっていたのですが、その時に見つけて大活躍していたのがこのお皿です。
お椀
お味噌汁などの汁物もお椀をしっかり持つことが出来なくなりひっくり返してしまうことがありました。それからは普通のお椀ではなく取っ手付きの物に変えました。
エプロン
だんだん食事の時に食べこぼしをするようになってきて、服を着替えさせたりするのも大変だし、洗濯ものも増えると嫌ですよね。 食事の時にはこのエプロンを使うようにしていました。